プロへの道 | 本格研修 | 目安: 800時間 (約10ヶ月)

基礎のその先へ ― ジュニアレベルを目指す本格研修

基礎カリキュラム (約1ヶ月) を最後まで歩いた方へ。ここからは、興味を「仕事の実力」に育てる長い道です。3つのコースから1つを選び、小さな演習をたくさん積み重ねて、約10ヶ月後に「実務の入り口に立てる自分」を目指します。

この研修のゴール 選んだ分野で「ジュニアレベル」― 先輩の確認や助言を受けながら、実務の作業を担当できる実力 ― に到達し、それを証明するポートフォリオ (作品集) を完成させる。

基礎カリキュラムとの関係

基礎カリキュラムのGoal時点では、まだ「初心者を卒業した」段階です。仕事として通用する力には、まとまった練習量が必要です。この本格研修は、その練習量を挫折しない形に設計したものです。

「ジュニアレベル」とは

一人で全部を任せるにはまだ早いものの、先輩のレビュー (確認・助言) を受けながら、実務の作業を担当できるレベルのことです。求人でいうと「実務未経験可・ポートフォリオ提出」と書かれた仕事に、自信を持って応募できる状態を指します。コースごとの具体像は次のとおりです。

デザインの場合

要望を聞いてバナーやページのデザインカンプ (完成見本) を形にできます。「もう少し明るく」のような修正依頼に、理由のある案で応えられます。

フロントエンドの場合

カンプどおりにHTML / CSS / JavaScriptでページを組めます。既存サイトの修正や部品の追加を、調べながらやり遂げられます。

バックエンドの場合

小さな業務ツールやWebアプリを、設計からデータベース、説明書まで作りきれます。データの集計や定型作業の自動化を任せられます。

800時間の設計 ― 通い方別の目安

この研修の目標は、800時間ぶんの学習を積みきることです。下の表の「約10ヶ月」は、休まず毎日通えた場合の最短の目安。体調や出席に応じて、実際はもう少しかかるのが普通で、それでまったく問題ありません。月数よりも、積み重ねた時間そのものを大切にしてください。

通い方 1日の学習時間 1ヶ月 (20日) で 800時間までの目安
B型の方 4時間 80時間 約10ヶ月
A型の方 4.5時間 90時間 約9ヶ月
目安はあくまで目安です (基礎カリキュラムと同じ方針)。
体調やペースに合わせて、ゆっくり進めて大丈夫です。途中で休んでも、「できたチェック」と作品が残っているので、いつでも続きから戻れます。逆に、得意なユニットを早く終えて先へ進むのも自由です。
道のりには2つの区切りがあります。おおよそ半分 (約400時間) まで進むと、A型での監督つき実務に挑戦できる力がついてきます。残りの半分で、対外的に見せられるポートフォリオまで仕上げます。

挫折しないための 5つの仕組み

10ヶ月は長い道のりです。だからこそ、この研修は「気合いで頑張る」のではなく、止まりにくい仕組みで進みます。

小さく割ってある

演習は1つ30分〜2時間で終わる大きさに割ってあります。「今日はこの1つだけ」でも、確実に前へ進めます。

答えが必ずある

すべての演習に、答えか見本がついています。分からないまま放り出される演習は1つもありません。写すことも立派な学習です。

15分ルール

15分悩んだらヒントを見ます。さらに15分詰まったら、答えを写してから「なぜそうなるか」を考えます。止まり続けないための約束です。

週と月のリズム

週の最後の1日は復習と整理に使い、月の最後には小さな作品を仕上げてスタッフと振り返ります。学んだことが流れて消えません。

リードは少しずつ薄く

最初の演習は1クリックずつ案内し、後の演習ほど自分で考える部分を増やします。リードなしで作れたとき、それが成長の証拠です。

3つのコース

どのコースにも、隣の分野に馴染むユニットを1つ置いています。現場では「隣の職種と会話できる人」が重宝されるからです。デザインの人が少しコードを読め、コードの人が少し画面やサーバーの気持ちが分かるだけで、仕事の幅が大きく広がります。

デザインコース

Step 4でデザインが楽しかった方へ

  • デザイン理論とタイポグラフィ (文字の設計)
  • Figmaを仕事道具に ― 部品化と画面設計
  • 架空案件で「依頼に応える」実戦演習
  • 越境ユニット: 自分のカンプをコードで組む
卒業制作: ポートフォリオ一式 (代表作3点 + 制作意図の説明 + 発表)

フロントエンドコース

Step 4でフロントエンドが楽しかった方へ

  • 模写コーディングとGitの日常運用
  • JavaScriptの基礎固めと応用 (保存・通信)
  • フォーム・アクセシビリティなど品質の技術
  • 越境ユニット: Node.jsで自分のAPIを作る
卒業制作: 公開するWebアプリ + ポートフォリオサイト

バックエンドコース

Step 4でプログラミングが楽しかった方へ

  • Pythonの徹底基礎と、実務で使う道具づくり
  • データベース (SQL) とテーブル設計
  • FlaskでWebアプリとAPIを作る
  • 越境ユニット: 自分のAPIに画面をつける
卒業制作: 事業所で本当に使える小さな業務アプリ

コース別のカリキュラム

コースを選んだら、自分のコースのページへ進みます。行をクリック (タップ) すると、コースのページが開きます。ログインしていると、進み具合が表示されます。

  1. デザインコース (全6ユニット・800時間)理論 → Figma実務 → 画面設計 → コーディング越境 → 実戦演習 → ポートフォリオ制作。
  2. フロントエンドコース (全6ユニット・800時間)模写コーディング → JavaScript徹底 → 通信と保存 → 品質 → サーバー越境 → 公開アプリ制作。
  3. バックエンドコース (全6ユニット・800時間)Python徹底 → 実務ツール → データベース → Webアプリ → 画面づくり越境 → 業務アプリ制作。

コース選びのヒント

こんな方に 向いていそうなコース
Step 4でデザインコースを選んだ。形・色・文字の世界をもっと深めたい。 🎨 デザインコース
Step 4でフロントエンドコースを選んだ。画面が動く楽しさを仕事の力にしたい。 🖥️ フロントエンドコース
Step 4でプログラミングコースを選んだ。仕組みづくりや自動化を極めたい。 🗄️ バックエンドコース
基本は、Step 4で選んだコースの続きを選びます。違うコースを選んでも大丈夫なように、どのコースも最初のユニットは基礎の復習から始まります。ただし10ヶ月の大きな投資なので、迷ったら必ずスタッフと相談してから決めましょう。途中でコースを変えても、それまでの積み上げは次のコースで活きます (越境ユニットがあるように、分野同士はつながっています)。安心して、まず1つ選んで動き出しましょう。