基礎カリキュラムとの関係
基礎カリキュラムのGoal時点では、まだ「初心者を卒業した」段階です。仕事として通用する力には、まとまった練習量が必要です。この本格研修は、その練習量を挫折しない形に設計したものです。
「ジュニアレベル」とは
一人で全部を任せるにはまだ早いものの、先輩のレビュー (確認・助言) を受けながら、実務の作業を担当できるレベルのことです。求人でいうと「実務未経験可・ポートフォリオ提出」と書かれた仕事に、自信を持って応募できる状態を指します。コースごとの具体像は次のとおりです。
デザインの場合
要望を聞いてバナーやページのデザインカンプ (完成見本) を形にできます。「もう少し明るく」のような修正依頼に、理由のある案で応えられます。
フロントエンドの場合
カンプどおりにHTML / CSS / JavaScriptでページを組めます。既存サイトの修正や部品の追加を、調べながらやり遂げられます。
バックエンドの場合
小さな業務ツールやWebアプリを、設計からデータベース、説明書まで作りきれます。データの集計や定型作業の自動化を任せられます。
800時間の設計 ― 通い方別の目安
この研修の目標は、800時間ぶんの学習を積みきることです。下の表の「約10ヶ月」は、休まず毎日通えた場合の最短の目安。体調や出席に応じて、実際はもう少しかかるのが普通で、それでまったく問題ありません。月数よりも、積み重ねた時間そのものを大切にしてください。
| 通い方 | 1日の学習時間 | 1ヶ月 (20日) で | 800時間までの目安 |
|---|---|---|---|
| B型の方 | 4時間 | 80時間 | 約10ヶ月 |
| A型の方 | 4.5時間 | 90時間 | 約9ヶ月 |
体調やペースに合わせて、ゆっくり進めて大丈夫です。途中で休んでも、「できたチェック」と作品が残っているので、いつでも続きから戻れます。逆に、得意なユニットを早く終えて先へ進むのも自由です。
道のりには2つの区切りがあります。おおよそ半分 (約400時間) まで進むと、A型での監督つき実務に挑戦できる力がついてきます。残りの半分で、対外的に見せられるポートフォリオまで仕上げます。
挫折しないための 5つの仕組み
10ヶ月は長い道のりです。だからこそ、この研修は「気合いで頑張る」のではなく、止まりにくい仕組みで進みます。
小さく割ってある
演習は1つ30分〜2時間で終わる大きさに割ってあります。「今日はこの1つだけ」でも、確実に前へ進めます。
答えが必ずある
すべての演習に、答えか見本がついています。分からないまま放り出される演習は1つもありません。写すことも立派な学習です。
15分ルール
15分悩んだらヒントを見ます。さらに15分詰まったら、答えを写してから「なぜそうなるか」を考えます。止まり続けないための約束です。
週と月のリズム
週の最後の1日は復習と整理に使い、月の最後には小さな作品を仕上げてスタッフと振り返ります。学んだことが流れて消えません。
リードは少しずつ薄く
最初の演習は1クリックずつ案内し、後の演習ほど自分で考える部分を増やします。リードなしで作れたとき、それが成長の証拠です。
3つのコース
どのコースにも、隣の分野に馴染むユニットを1つ置いています。現場では「隣の職種と会話できる人」が重宝されるからです。デザインの人が少しコードを読め、コードの人が少し画面やサーバーの気持ちが分かるだけで、仕事の幅が大きく広がります。
デザインコース
Step 4でデザインが楽しかった方へ
- デザイン理論とタイポグラフィ (文字の設計)
- Figmaを仕事道具に ― 部品化と画面設計
- 架空案件で「依頼に応える」実戦演習
- 越境ユニット: 自分のカンプをコードで組む
フロントエンドコース
Step 4でフロントエンドが楽しかった方へ
- 模写コーディングとGitの日常運用
- JavaScriptの基礎固めと応用 (保存・通信)
- フォーム・アクセシビリティなど品質の技術
- 越境ユニット: Node.jsで自分のAPIを作る
バックエンドコース
Step 4でプログラミングが楽しかった方へ
- Pythonの徹底基礎と、実務で使う道具づくり
- データベース (SQL) とテーブル設計
- FlaskでWebアプリとAPIを作る
- 越境ユニット: 自分のAPIに画面をつける
コース別のカリキュラム
コースを選んだら、自分のコースのページへ進みます。行をクリック (タップ) すると、コースのページが開きます。ログインしていると、進み具合が表示されます。
コース選びのヒント
| こんな方に | 向いていそうなコース |
|---|---|
| Step 4でデザインコースを選んだ。形・色・文字の世界をもっと深めたい。 | 🎨 デザインコース |
| Step 4でフロントエンドコースを選んだ。画面が動く楽しさを仕事の力にしたい。 | 🖥️ フロントエンドコース |
| Step 4でプログラミングコースを選んだ。仕組みづくりや自動化を極めたい。 | 🗄️ バックエンドコース |